19年分路線価、4年連続上昇と・・・!

2019年07月03日

7月1日に国税庁が相続税や贈与税の算定基準となる2019年分の路線価を公表しました。

 

報道では、全国的には「4年連続上昇」の中、愛知県では「7年連続上昇」と報じていますが、22の県では下落に歯止めがかかっていないのも現実です。

 

名古屋では、名古屋駅周辺や栄、金山地区等、交通の利便性が良く、人が多く集ま商用地の

地価上昇によるものですが、新聞報道による見出しの「連続上昇」「高騰」等と踊っている

一方で、一般の人で上昇を体感している人は少ないにではないかと思います。

 

名古屋駅周辺のビル建替えが一巡し、今は、栄地区の新地区ラッシュが控えていることと、

ゼロ金利と合わせて、行く場の無いマネーが蠢いていることも大きく影響しているのでは?

 

都心部の商用地では、行政が容積率を緩和して、より高層ビルが建てられるよう配慮する等

のバックアップを図っており、限られた狭い範囲の土地に需要が集中することによる・・・

需給のバランス上昇しているにすぎません。

 

高価格帯の地価上昇とビルラッシュで、ほくそ笑んでいるのは、どこかと言えば、それは

「名古屋市」です。市の税収の約半分が、固定資産税、都市計画税の税収ゆえに、・・・

地価が上がり、評価の高額なビルが建つ度にドサット税収が見込めますから!!です。

 

 

 

 

 

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