似て非なる物価上昇率2%目標 米国と日本

2023年05月13日

 5月の連休中のニュースは?といえば、新幹線や飛行機の混雑状況や高速道の渋滞情報などに併せ

各地の観光名所での、4年ぶりの賑わいなどの報道に触れアフターコロナを実感した次第ですが、

 大きく報じられたのが、米銀行の破綻!でした。40年ぶりの高インフレを抑えるためにとFRBの

急速な利上げによる相次ぐ米銀行の破綻により、金融システムの不安の高まりから、日本国内への

影響も懸念されましたが、日本の金融システムへの影響を及ぼす恐れはない!と報じてはいました。

 

「2%」・・・耳にタコができるほど聞かされ続けてきた言葉です。

10年前の黒田日銀総裁就任当初、2年で2%の物価上昇率を達成すると掲げてスタートしましたが

10年経っても達成できず、その間金利を下げ続け、今では銀行が金利では全く稼げなくなるほどに

異常な低金利で、潤っているのは、超低金利を生かしたビジネスを展開している投資家や企業ばかり

 4月に黒田総裁の後を引き継いだ植田日銀総裁も「2%の物価目標の達成は見通せず、日本銀行が

早期に金融引締めを行うことはない」と、目下のところは、そのように表明しています。

・・・もはやお手上げ状態・・・副作用ばかりが目に付くばかりですが!!

 

米国でも物価目標「2%」を掲げていますが、こちらは日本と異なり異常な高インフレを抑えるべく

景気後退を覚悟してまで利上げせざるを得ない状況に追い込まれています。その結果として顕在化

したのが銀行の相次ぐ破綻で、どう舵取りをしてゆくのでしょうか?

 

目標達成に向け、金利を下げ続け限界まで達してしまい、手の打ちようのない日本!

インフレ退治に、上げたくもない金利を上げざるを得ない米国!

 

どちらも船長さんの舵取りが注目されています。